健康寿命指標「フレイル」、低栄養がキーワード
2016/03/22 お知らせ, 最新情報 by staff
近年、ロコモ・サルコペニアに続きフレイル(虚弱)という概念が提唱されています。
フレイルは特に栄養問題と密接に関わっており、食欲・摂取量の低下により低栄養になることで筋肉量の低下でサルコペニアに陥ります。すると、疲労感や運動量の低下により消費エネルギーが低下するため、食欲・摂取量の低下につながるといった悪循環に陥ります。
このことを「フレイル・サイクル」と言い、現在85歳以上の高齢者の約3割近くが低栄養の傾向にあり、今後もますます高齢者は増えていくため、食事への意識・対策が必要です。
Xue QL,et al.J Gerontol A Biol Sci Med Sci.2008;63:984-990.
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